みどりの森幼稚園の先生が「繭から布を作る」WSに参加されたご縁で、園児たちの「蚕会」にご招待いただきました。
年長組の園児たちは蚕を育てるうちに、蚕さんが大好きになったようです。7月に出会ってから、ずっと蚕に関わり、よく観察して絵に描いたり、養蚕見学に行ったり、世界を子供たち自身で広げていったそうです。
繭ができると、今度は糸車に1粒から糸を1500メートル近くも引き出していました。その糸を縦糸にし、子供たちは繭綿を染めてまるで緯糸を織り込んだかのような素敵な作品に仕上げていました。
蚕の一生を描いた劇や人形劇、最後に歌われた蚕の歌が感動的でした。蚕クイズ、蚕相撲、郵便局、蚕ニュース、メモリーカード、蚕すごろくなど、アイディアにとんだ催しの数々。
糸取り体験は私は5~10粒使うけど、子供たちは1粒で切れない!上手さでした。歌や劇、養蚕をなくさないでという蚕ニュースはぜひ全国の養蚕農家に届けたいと思いました。